世界の時間炭素強度速報【1月21日(水)】
世界の時間炭素強度速報【1月21日(水)】
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2026年1月21日(水曜日)の、世界の時間帯別CO2排出係数をお知らせします。数値は各国の情報ソースを基に、当社が推定した概算値です。
1. イギリス:風力発電の回復により排出係数が改善
前日に比べ風況が改善し、供給に占める風力発電の割合が50%を超えました。ガス火力(CCGT)への依存度が低下したため、排出係数は前日より低下し、低水準から中水準で推移しています。
時間帯別CO2排出係数(推計)
日中平均:0.125 kg/kWh
夕方ピーク:0.155 kg/kWh

英国NESOデータ:https://dashboard.neso.energy/
2. スペイン:依然として圧倒的な低炭素を維持
平日も風力・太陽光等のクリーン電源が供給の7割以上をカバー。特に日中は太陽光の出力がピークを迎え、排出係数は0.1kgを切る極めて低い水準を継続しています。
時間帯別CO2排出係数(推計)
日中ボトム:0.075 - 0.090 kg/kWh
夜間ピーク:0.140 - 0.165 kg/kWh
3. ドイツ:再エネと火力の混合供給が継続
活発な経済活動により高い需要が維持されています。風力発電が一定の寄与を見せていますが、依然として不足分を石炭およびガス火力で補う構造が続いており、排出係数は他国と比較して高止まりしています。
時間帯別CO2排出係数(推計)
日中ボトム:0.340 - 0.380 kg/kWh
夜間ピーク:0.470 - 0.510 kg/kWh
4. 米国カリフォルニア州:日中の過剰供給と夕方の急速な火力立ち上がり
快晴により日中は太陽光発電が供給の過半数を占めています。しかし、日没とともに太陽光が消失し、急増する需要を天然ガス火力と輸入電力で補う「ダックカーブ」の影響で、夕方以降に排出係数が急上昇します。
時間帯別CO2排出係数(推計)
日中ボトム:0.045 - 0.085 kg/kWh
夜間ピーク:0.250 - 0.290 kg/kWh
5. 米国PJM(東部・中西部):寒波の影響で高い火力依存が継続
米東部の厳しい寒さが続いており、暖房需要と平日需要の重なりにより高い負荷が継続しています。原子力は全開運転ですが、不足分を補うための石炭・ガス火力の稼働率が高く、引き続き排出係数は高い水準です。
時間帯別CO2排出係数(推計)
日中平均:0.400 - 0.450 kg/kWh
夜間ピーク:0.510 - 0.560 kg/kWh
6. 東京電力管内:朝晩の冷え込みにより火力がベースを担う
週半ばの安定した経済活動と朝晩の冷え込みにより、需要は4500万kW〜4800万kW台で推移。日中は太陽光発電が貢献しますが、夜間はLNG・石炭火力が主要な供給源となり、排出係数は高止まりしています。(パシフィックコンサルタンツ社の推計値を引用)
時間帯別CO2排出係数(推計)
日中ボトム:0.310 kg/kWh
夜間ピーク:0.540 - 0.590 kg/kWh
7. 九州電力管内:原子力と太陽光の活用で低炭素を維持
原子力の安定供給に加え、日中は好天による太陽光発電が需要の多くをカバーしています。東京エリアと比較して火力発電の焚き増しが抑制されており、日中の排出係数は国内でも低い水準を維持しています。(パシフィックコンサルタンツ社の推計値を引用)
時間帯別CO2排出係数(推計)
日中ボトム:0.170 - 0.220 kg/kWh
夜間ピーク:0.460 - 0.510 kg/kWh
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