環境省、PCB汚染変圧器の高効率化によるCO2削減事業の公募を開始
環境省、PCB汚染変圧器の高効率化によるCO2削減事業の公募を開始
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環境省は、2026年5月11日、令和8年度の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金のうち、「PCBに汚染された変圧器の高効率化によるCO2削減推進事業」の公募を開始することを発表しました。本事業の執行は、公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団が担当します。
本補助金は、変圧器のPCB含有調査および、PCB汚染が判明した変圧器を高効率変圧器へ交換する際の費用を一部支援するものです。リースによる導入も対象となっており、高効率化によるエネルギー起源CO2の排出削減と、PCB廃棄物の早期処理を同時に推進することを目的としています。

環境汚染リスク低減と脱炭素の両立
PCBを使用した変圧器の処理は、毒性や環境への影響から長年の課題として同省は位置づけています。交換を促進することで、災害時におけるPCBの漏洩や拡散といった環境汚染リスクを低減させるとともに、設備更新による省エネ化を図る狙いがあります。
対象となる事業者は、本公募を通じて調査費用や交換費用の補助を受けることが可能です。法的な処理期限が迫るPCB廃棄物の適正処理と、企業の脱炭素経営を後押しする重要な施策となっています。

