マッキンゼー、気候変動適応の費用対効果を分析したレポートを公表
マッキンゼー、気候変動適応の費用対効果を分析したレポートを公表
·
>>ニュースサイトTopへ >>会社HPへ
マッキンゼー・グローバル・インスティテュート(MGI)は2025年12月、世界各地の気候リスクに対する適応の費用対効果を分析したレポート「Advancing adaptation: Mapping costs from cooling to coastal defenses」を公表しました。レポートはこちらからダウンロード可能です。
現状の適応支出とレジリエンス・ギャップ
レポートによれば、現在、世界は異常気象対策に年間約1,900億ドルを支出しており、約12億人が先進国水準の保護を享受しています。
しかし、気候リスクにさらされている全人口を同様の基準で保護するには年間5,400億ドルが必要であり、約30億人が保護を受けられない「レジリエンス・ギャップ」が存在しているとしています。
気温2度上昇に伴うコストの激増と投資の重要性
さらにレポートでは、2050年までに気温が2度上昇するシナリオでは、熱ストレスや干ばつへの曝露人口が急増し、先進国並みの保護を全人口に提供するためのコストは現在の6.2倍となる年間1.2兆ドルに達するものの、適応策の便益はコストの7倍に及ぶと予測されており、早期投資が将来の甚大な損失回避に直結するとしています。

注:写真とレポートは無関係です
>>ニュースサイトTopへ >>会社HPへ
