ミライズエネチェンジ、9.6kW出力の普通充電器を導入開始

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ミライズエネチェンジ株式会社(敬称略)は20日、電気自動車(EV)用普通充電用途で、最大出力9.6kWの充電器の設置を開始したと発表しました。

同社はこれまで国内の目的地充電において主流であった3kW出力に対し、充電時間を短縮可能な6kW出力を「倍速充電」として普及させてきましたが、さらなる高出力化により利便性の向上を図るとしています。

以下、プレスリリースの概要です。

目的地充電における出力構成の変化と高出力化の背景

国内の目的地充電用途における普通充電器の普及状況は、2022年6月時点では6kW出力の割合が0.03%に過ぎませんでした。

しかし、同社の積極的な展開と車両側の受電性能向上により、2026年1月14日時点では稼働中の普通充電器全37,201口のうち、約65%が6kW出力となっています。今回の9.6kW出力の導入は、EVのバッテリー大容量化が進む中で、滞在時間が限られる施設においてより多くの電力量を確保したいという需要に対応するものです。

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車両特性に応じた段階的なインフラ展開

9.6kW出力の普通充電は、現時点ですべてのEVが対応している仕様ではありませんが、欧州メーカーの輸入車を中心に対応車種が拡大しています。同社は一律に9.6kWへ移行するのではなく、既存の6kW出力を基本としつつ、施設特性や利用者のデマンドに応じて適地に段階的に導入する方針を掲げています。これにより、多様化する車両性能に最適化した充電環境の提供を目指します。

筑波サーキットにおける先行導入と仕様

第1弾の設置先として、茨城県下妻市の筑波サーキットに9.6kW出力の普通充電器2口を設置し、2026年1月19日より運用を開始しました。設置された設備はAC200V定格、Type1コネクタを採用し、エネチェンジアプリによる認証に対応しています。サーキットという高出力需要が見込まれる施設への設置を通じて、実運用における有用性を検証します。

出典:普通充電の新たな選択肢として 9.6kW出力の充電器設置を開始

リンク:[https://miraiz-enechange.co.jp/assets/images/home/PR_ME_20260120.pdf](https://miraiz-enechange.co.jp/assets/images/home/PR_ME_20260120.pdf)