福岡県、次世代型太陽電池実証への補助開始 ペロブスカイト普及を後押し
福岡県、次世代型太陽電池実証への補助開始 ペロブスカイト普及を後押し
福岡県は、2026年4月30日、ペロブスカイト太陽電池など次世代型太陽電池の実証事業を支援する「福岡県次世代型太陽電池等実証事業補助金」の公募開始を発表しました。県内での導入拡大を見据え、さまざまな場所での設置実証に対し、最大500万円を補助します。
対象となるのは、「薄い・軽い・曲げられる」といった特徴を持つペロブスカイト太陽電池などの次世代型太陽電池です。従来型シリコン太陽電池では設置が難しかった場所にも導入可能とされており、再エネ導入拡大と地域共生を両立する技術として期待されています。
駅や物流施設など新たな設置場所を想定
補助対象は、県内で将来的な普及拡大を見据えた実証事業です。駅ホーム屋根、バス停、物流倉庫屋根、店舗施設、スマートポールなど、多様な場所への設置が想定されています。
補助率は2分の1で、上限額は500万円。調査・設計費、設備費、工事費、委託費、人件費など幅広い経費が対象となります。採択件数は4件程度を予定しています。県は、将来的な横展開性が高い案件を重視するとしています。
都市部の再エネ拡大手段として注目
ペロブスカイト太陽電池は、軽量性や柔軟性を活かし、壁面や耐荷重制約のある建築物への導入が期待されています。特に都市部では、従来型太陽光パネルの設置余地が限られており、新たな再エネ導入手段として注目が集まっています。
国も導入支援を進めており、東京都や大阪府、福島県などでも大規模実証や補助制度が拡大しています。福岡県による今回の支援は、地域での実装モデル形成や事業性検証を後押しする取り組みとして注目されそうです。
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