中国の車載電池市場が15%増と復調、LFP電池のシェアが8割超に
中国の車載電池市場が15%増と復調、LFP電池のシェアが8割超に
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中国自動車動力電池産業革新連盟(CABIA)は、2026年5月11日、同年4月の車載用蓄電池の設置容量が前年同月比15%増の62.4GWhに達したと発表しました。中国の自動車販売における伝統的な閑散期である2月と3月は前年割れが続いていましたが、3カ月ぶりに増加へと転じ、市場の回復が鮮明になっています。
LFP電池が市場シェア81.5%と圧倒的優位
電池のタイプ別では、リン酸鉄リチウム(LFP)電池の躍進が際立っています。4月のLFP電池の設置容量は50.8GWhに達し、国内市場シェアの81.5%を占めました。一方、三元系電池の設置容量は11.5GWh(シェア18.5%)に留まっており、低コストで安全性の高いLFP電池が中国国内のEV市場において事実上の標準となっているとしています。
生産量も大幅増、エネルギー貯蔵用も成長
また、4月の蓄電池全体の生産量は前年同月比55.6%増の183.9GWhと大幅な伸びを記録しました。この中には車載用だけでなく、エネルギー貯蔵システム(ESS)用も含まれており、再生可能エネルギーの普及に伴う蓄電ニーズの拡大が背景にあります。中国メーカー各社は、内需の回復とともにグローバル市場への供給体制をさらに強化する構えです。
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