玄海原発1・2号機、原子炉容器上部ふたを交換 被ばく低減と信頼性向上へ
玄海原発1・2号機、原子炉容器上部ふたを交換 被ばく低減と信頼性向上へ
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九州電力は、玄海原子力発電所における安全対策および設備の維持管理状況について発表しました。同社は、1号機および2号機において、原子炉の心臓部を守る「原子炉容器上部ふた」の取替えを完了したことを明らかにしました。

今回の設備更新は、海外の原子力発電所において原子炉容器上部ふたの管台にひび割れが発見された事例を受けた予防的措置の一環です。国内の全原子力発電所における点検では異常は確認されていませんが、さらなる安全性の追求を目的として実施されました。
予防保全による信頼性の確保
取替えの背景には、長期的な信頼性の向上に加え、定期検査時における作業員の放射線被ばく線量を低減させる狙いがあります。新しい設備を導入することで、将来的な点検作業の効率化と安全性の両立を図っています。
同社は、原子力発電所の安全運転を継続するための重要なプロセスとして、こうした経年劣化への対策や最新知見の反映を進めていくとしています。
撤去設備の保管と管理体制
取り外された旧上部ふたについては、外部への影響がないよう、発電所敷地内に設置された専用の保管庫にて適切に管理されています。定期的な検査を通じて、設備更新後も万全の管理体制を維持する方針です。
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