キリンホールディングス、SBTネットゼロ認定を再取得しFLAG目標を新設
キリンホールディングス、SBTネットゼロ認定を再取得しFLAG目標を新設
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キリンホールディングス株式会社は、2026年4月30日、SBTイニシアチブ(SBTi)による「SBTネットゼロ認定」を2026年3月に再取得したと発表しました。同社は2022年7月に食品企業として世界で初めて同認定を取得していましたが、事業ポートフォリオの変革やSBTiガイドラインの改定に対応するため、新たに「FLAG目標」を設定して再承認を受けたとしています。
農業由来の排出削減を目指す「FLAG目標」を策定
「FLAG(Forest, Land and Agriculture)」目標は、農業や林業などの土地利用に関連するGHG(温室効果ガス)排出削減を目指す科学的根拠に基づいた目標です。同社は、酒類や飲料事業の主原料である農産物の生産過程における排出を重要課題と捉え、2030年までに農作物生産活動由来のGHG排出量を2019年比で33%削減する計画を掲げました。
約20億円の投資を見込みScope 3の移行を加速
ネットゼロ実現に向けたScope 3の削減計画では、2030年時点で約20億円の財務インパクト(投資等)を見込んでいます。具体的には、アルミ缶やPETボトル、麦芽などのサプライチェーン上流での排出削減を推進するため、2024年4月より「キリンサプライチェーン環境プログラム」を開始しました。経営層の関与を強化することで、持続可能かつ経済合理性の高い環境経営を推進する方針です。

