阪急電鉄と関西電力、鉄道運営に太陽光由来の電力を導入するコーポレートPPAを追加締結
阪急電鉄と関西電力、鉄道運営に太陽光由来の電力を導入するコーポレートPPAを追加締結
阪急電鉄と関西電力は、2026年4月27日に再生可能エネルギーの活用拡大に向けた新たなコーポレートPPAの契約を発表しました。今回の合意は、2024年に締結された第1弾に続く追加契約であり、阪急電鉄の鉄道事業における脱炭素化をさらに加速させる狙いがあります。
発電規模25MWの追加による再生可能エネルギー調達の拡充
今回の追加契約では、関西電力が新たに開発する約25MW(ACベース)の太陽光発電所から、阪急電鉄が長期にわたり電力を調達します。この発電規模は一般家庭約1万世帯分の年間消費電力に相当し、鉄道運営に伴う二酸化炭素排出量の削減に大きく寄与する見込みです。
PPAの仕組みとしては、特定の発電設備から一般の送配電網を経由して電力を届ける「オフサイト型」が採用されています。これにより、駅舎や沿線への太陽光パネル設置が物理的に困難な場合でも、大規模な再エネ導入が可能となります。阪急電鉄は、これまでの契約分と合わせることで、主要路線の運行に必要な電力の相当数を環境価値の高いエネルギーに置き換えていく方針です。

関西電力は、開発する太陽光発電所の用地選定において環境負荷の低減や地域社会との調和を重視するとしています。単なるエネルギー供給にとどまらず、地域の未利用地や休耕地を有効活用することで、地方創生とグリーンエネルギー転換の両立を目指す姿勢を鮮明にしています。
両社は、こうした長期的なパートナーシップを通じて、輸送部門におけるカーボンニュートラルのモデルケースを構築していく考えです。最新のエネルギー管理技術を駆使し、天候によって変動する太陽光発電の出力を効率的に鉄道需要にマッチングさせる取り組みも継続されます。
