【自動運転】JR東日本、気仙沼線BRTで「レベル4」自動運転の試験走行を開始
【自動運転】JR東日本、気仙沼線BRTで「レベル4」自動運転の試験走行を開始
JR東日本は、2026年5月8日、宮城県内の気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)の一部区間において、特定条件下で完全自動運転を行う「レベル4」の試験走行を5月29日より開始することを発表しました。同社は自動運転技術の社会実装に向け、専用道というBRTの特性を活かした実証実験を加速させています。
今回の試験走行は、気仙沼線BRTの柳津駅から陸前横山駅間の専用道約4.8kmを対象に実施されます。磁気マーカーや各種センサー、GNSS(衛星測位システム)を組み合わせることで、運転士が介在しない高度な自律走行の安定性を検証します。2022年から継続してきた実証試験の成果を踏まえ、より実運用に近い形での検証段階へ移行するとしています。
地方路線の持続可能性を支える自動運転技術
少子高齢化に伴う運転士不足は、公共交通機関にとって深刻な課題となっています。JR東日本は、自動運転技術を導入することで、地方における輸送サービスの維持と効率化を両立させる考えです。今回の試験では、実際の営業路線に近い環境下で、障害物の検知精度や通信環境の安定性を重点的に確認します。
BRT専用道を活かした高度な安全制御
一般道と異なり歩行者や一般車両の進入がない専用道は、レベル4自動運転の早期実現に適した環境です。同社は、車両側に搭載されたLiDAR(光による検知と範囲測定)やカメラによる周辺監視に加え、路側設備との連携強化を図ることで、二重三重の安全対策を講じる方針です。こうした技術の確立により、次世代の公共交通インフラとしての信頼性を高めていく見通しです。
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