石狩再エネDCと台湾チーフ・テレコムが提携、北海道をAIインフラの拠点へ
石狩再エネDCと台湾チーフ・テレコムが提携、北海道をAIインフラの拠点へ
合同会社石狩再エネデータセンター第1号のプロジェクトマネジメントを担う株式会社Flower Communicationsは、2026年5月11日、台湾のデータセンター事業者であるチーフ・テレコムと、デジタルインフラおよびAIサービス事業の拡大に向けた戦略的提携に関する覚書を締結したと発表しました。
今回の提携は、北海道・石狩と台湾・台北をネットワークで直結し、両国のAI・GPUユーザーが相互にサービスを展開できる高度なデジタル基盤を構築することを目的としています。
再エネ電力を活用する石狩のデータセンターと、アジアの通信ハブである台湾を繋ぐことで、国際的なデータ連携の強化を図る狙いです。
先端GPU「B300」「GB300」の収容ノウハウを導入
石狩再エネDC1号は、世界的なGPU製造拠点である台湾の最新技術を取り入れるため、チーフ・テレコムとの協業を深化させます。
具体的には、米エヌビディア(NVIDIA)社の次世代アーキテクチャとされる「B300」や「GB300」といった、極めて高い処理能力を持つ先端GPUサーバーの運用・収容ノウハウを習得するとしています。
これらの高出力サーバーは、膨大な消費電力と発熱を伴うため、特殊な受電設備や冷却技術が不可欠です。
台湾の先進的なデータセンター事業者が持つ構築・運営の知見を直接取り入れることで、石狩におけるAIインフラの信頼性を高め、国内のAIサービス導入を加速させる基盤を整えます。
日台間のシームレスなデジタル接続を目指す
ネットワーク面においては、台北と石狩をダイレクトに接続することで、遅延の少ない通信環境を実現し、AI開発やGPUコンピューティングの利便性を向上させます。
これにより、日本と台湾の両市場において、シームレスなコンピューティングリソースの提供が可能となる見込みです。
石狩再エネDC1号は、この国際的な連携を通じて北海道をアジアのデジタルインフラの重要拠点として位置づけ、次世代のAIビジネスを支える環境構築を推進していく方針です。
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