大阪ガス、姫路天然ガス発電所2号機の営業運転を開始

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大阪ガス株式会社は、2026年4月30日、100%子会社である姫路天然ガス発電株式会社が建設を進めてきた「姫路天然ガス発電所2号機」について、翌5月1日より営業運転を開始することを発表しました。

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このプロジェクトは、2019年9月に兵庫県姫路市での発電事業への投資が決定されて以来、着実に準備が進められてきたものです。先行して2026年1月に営業運転を開始した1号機に続き、今回2号機が稼働することで、同地点における主要な発電設備がすべて出揃うことになります。

最新鋭のGTCC採用による高効率発電の実現

本発電所の大きな特徴は、1号機および2号機のいずれも燃料に天然ガスを使用し、最新鋭のガスタービン・コンバインドサイクル発電方式(GTCC)を導入している点にあります。この方式は、ガスタービンでの発電に加え、その排熱を利用して蒸気タービンでも発電を行う二段構えのシステムです。

これにより、従来の発電方式と比較して極めて高い発電効率を実現しており、エネルギー供給の低炭素化にも大きく寄与する設計となっています。環境負荷を低減しつつ、増大する電力需要に応えるための基盤として期待されています。

Daigasグループの国内火力電源容量が大幅拡大

2号機の稼働に伴い、Daigasグループ全体における国内の火力電源容量は、これまでの約200万kWから約320万kWへと大幅に増加する見通しです。一挙に120万kW規模の供給能力が上積みされることで、電力需給の安定化に向けた貢献度が高まるとしています。

なお、発電所の運用面については、同じく大阪ガスの100%子会社であるDaigasガスアンドパワーソリューション株式会社が運転および保守業務を専門的に担当します。グループ内のリソースを活用した保守体制を構築することで、長期間にわたる安全かつ安定的な電力供給体制の維持を目指す方針です。