鉄建建設、山梨県大月市で小水力発電所を運開

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鉄建建設株式会社は、2026年4月23日、山梨県大月市において「真木川小水力発電所」の運転開始を祝う運開式を発表しました。本発電所は、同社が2022年に山梨県より選定を受けた「山梨県有林内における小水力発電推進事業」に基づき建設されたもので、同年4月1日より本格的な稼働を始めています。

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事業の運営にあたっては、同社が設立したTKアクアグリーン株式会社が主体となり、山梨県や大月市、地元の漁業協同組合などと緊密に連携してきました。運開式にはオーストリア大使も臨席しており、これは本発電所に同国製の水車が採用されている縁によるものです。

地域防災への貢献と地産地消の推進

本発電所は、単なる再生可能エネルギーの供給拠点に留まらず、地域社会との共生を重視した設計となっています。大月市との間で締結された地域協力協定に基づき、災害時には市からの要請に応じてポータブル電源や備蓄物資を提供する支援体制を構築しており、地域の防災機能向上に寄与するとしています。

大手建設会社が地域資源を活かした小規模な発電事業に参画し、長期的な運営責任を負うことは、地方自治体にとっても安定した事業継続の担保となります。同社は、今後も地域住民との信頼関係を軸に、森林環境を維持しながら環境負荷の低い電力供給を継続していく方針です。

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