NTTアノードエナジー、福岡県直方市で「上頓野蓄電所」を竣工 開発から保守まで一貫支援

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NTTアノードエナジー株式会社は、2026年4月22日、Eku Energy Japan株式会社向けに開発・建設を進めてきた系統用蓄電所「上頓野蓄電所」が完成し、同月より運用が開始されたことを発表しました。福岡県直方市に位置する本施設は、世界的に蓄電ビジネスを展開するEku Energyの日本法人が事業主体となり、電力市場取引を行います。

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本案件において、NTTアノードエナジーは蓄電所の設計・施工(EPC)から、稼働後の監視・保守(O&M)までを一元的に担います。高度なエネルギー管理技術を活用することで、蓄電所の安定的かつ効率的な運用を全面的に支援するとしています。

出力2MW・容量8MWhの系統用蓄電所による市場参入

上頓野蓄電所は、出力2MW、容量8MWhの規模を持つ系統用蓄電施設です。蓄えられた電力は、事業主体であるEku Energy Japanを通じて電力市場で取引され、再生可能エネルギーの導入拡大に伴う需給バランスの調整に活用されます。

NTTアノードエナジーは、本プロジェクトを通じて、系統用蓄電所の構築・運用に関する実践的な知見を深めるとともに、独自の「蓄電所構築・運用おまかせサービス」の展開に向けた重要な実績として位置づけています。

蓄電所構築・運用ワンストップサービスの拡大へ

今回の竣工により、NTTグループが持つ通信局舎の保守・監視ノウハウと、最新の電力制御技術を融合させたエネルギー基盤の提供能力が実証されました。同社は、今後も系統用蓄電所の開発・建設を加速させ、パートナー企業の市場参入を技術面からバックアップする方針です。

こうした一貫した支援体制の提供により、国内における蓄電インフラの整備を促進し、電力系統の安定化と持続可能なエネルギー社会の実現に貢献していく考えです。

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