最新太陽光FIP第27回入札(令和7年度第4回)を振り返る(26年3月)

· 再エネ

2026年3月6日、電力広域的運営推進機関(OCCTO)は「太陽光第27回入札(令和7年度第4回)」の結果を発表しました。その後、一部落札者の辞退に伴い、3月30日に更新された最終結果が公表されています。

今回の入札は、出力250キロワット以上のFIP太陽光発電設備を対象として実施されました。募集容量(入札量)は79メガワット(79,000キロワット)であり、供給価格上限額は1キロワット時あたり8.68円に設定されていました。FIP制度における入札では、一般的に事業者が希望する供給価格を入札し、上限価格以下の安い順から募集容量に達するまで落札者が決定されます。

入札の実施状況として、参加資格の審査のために提出された事業計画数は38件(出力合計198,084キロワット)であり、そのうち入札参加可能と通知されたのは37件(同196,085キロワット)でした。

実際に事業者が入札を行ったのは23件で、入札された発電設備の出力合計は161,940キロワット、全体の加重平均入札価格は1キロワット時あたり6.49円となりました。

最終的な落札結果(3月30日更新)は、落札件数合計10件、落札された設備の出力合計78,927.3キロワットとなっています。落札価格の状況は、最低落札価格が0.00円、最高落札価格が6.49円、加重平均落札価格が4.61円でした。

注目される最低落札価格0.00円を提示したのは合同会社日の本発電(出力400.0キロワット)です。

その他の主な落札事業者と供給価格は以下の通りです。

  • 株式会社ユーラスエナジーホールディングス:3.90円(400.0キロワット)
  • 株式会社エネリューション:3.98円(445.5キロワット)、5.98円(495.0キロワット)
  • 根室西浜太陽光合同会社:4.46円(16,000.0キロワット)
  • 真名子太陽光合同会社:4.46円(29,900.0キロワット)
  • X-Elio23合同会社:4.67円(19,999.0キロワット)
  • X-Elio25合同会社:5.12円(9,999.0キロワット)
  • 第一太陽光発電合同会社(職務執行者 株式会社レノバ):6.48円(400.0キロワット)
  • 大和ハウス工業株式会社:6.49円(888.8キロワット)

なお、当初の発表時点では落札件数が異なっていました。

募集容量の上限付近における最後の順位の落札者であった大和ハウス工業株式会社(供給価格6.49円、出力72.7キロワット)が3月16日に辞退し、さらにその後の繰り上げ落札者となった同社(同条件)も3月25日に辞退しました。

これらの一連の辞退を経て、最終的な落札件数は10件として確定しました。

一般社団法人アワリーマッチング推進協議会の運営する電力・脱炭素無料ニュースサイト

Section image