米ENGIE、米B2B顧客向けに短期契約でアワリーマッチング供給サービスを開始

· アワリーマッチング

ENGIE(エンジー)は、2025年3月18日に、テキサス州内の「Einstein Bros. Bagels(アインシュタイン・ブラザーズ・ベーグル)」25店舗に対し、炭素フリーエネルギーをリアルタイムで供給する新たな契約を発表しました。この提携により、対象店舗における総電力消費量の90%を、1時間単位で再生可能エネルギーと一致(マッチング)させる仕組みが導入されます。

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1時間単位のマッチングを実現する供給スキーム

今回の合意の核となるのは、電力需要が発生するのと「同時」に、特定の再生可能エネルギー源から生成された電力を割り当てる「24/7時間単位マッチング」です。具体的には、テキサス州にあるENGIE所有の「Live Oak Wind Project(ライブオーク風力発電所)」を含む、風力および太陽光資産のポートフォリオから再生可能エネルギー証書(REC)を調達します。

従来の年間平均での相殺とは異なり、1時間ごとの消費データを追跡することで、エネルギー供給の透明性と信頼性を大幅に高める狙いがあります。

中小規模B2B顧客向けの柔軟な短期契約

このプロジェクトは、ENGIEが展開する法人向けソリューションの一環であり、従来の長期電力購入契約(PPA)のような長期間の拘束を伴わない「短期供給契約」として設計されています。これにより、企業は大規模な投資判断を待たずに、迅速に脱炭素化の取り組みを開始することが可能です。

飲食チェーンが直面するエネルギー使用の変動に対し、複数の再生可能エネルギー資産を組み合わせた動的な供給体制を構築することで、安定したクリーンエネルギーの提供を実現するとしています。