ダイヘン、サンヴィレッジ向け2.4GWh級系統用蓄電所プロジェクトの機器供給契約を発表

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ダイヘンは、2026年4月27日に、株式会社サンヴィレッジが推進する全国250カ所・総容量2.4GWh規模の系統用蓄電所事業向けに、蓄電池システムおよびエネルギーマネジメントシステム(EMS)の機器供給契約を締結したと発表しました。

本プロジェクトでは、サンヴィレッジが蓄電所の開発、EPC(設計・調達・建設)、運用、保守、販売を担い、ダイヘンが蓄電池システムおよびEMSの開発・供給を担当します。供給計画では、2025年度までに6カ所への納入を完了しており、2026年度には70カ所超への納入を予定しています。

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再エネ拡大を背景に系統用蓄電池市場が急拡大

再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、太陽光発電などの出力変動への対応や、需給調整市場への参加を目的とした系統用蓄電池への投資が拡大しています。特に昼間の余剰電力吸収や夕方以降の供給力補完への需要が高まっており、大規模蓄電所は電力システム安定化を支える重要設備として位置付けられています。

政府は2030年時点の系統用蓄電池導入容量について累計14.1〜23.8GWhに拡大する見通しを示しており、今回の2.4GWh案件は国内でも大規模な蓄電池プロジェクトの一つとなります。

2MW・8MWh蓄電池パッケージを展開

ダイヘンが展開する蓄電所向け蓄電池パッケージは、出力2MW、容量8MWhの仕様を採用しています。2025年10月には、経済産業省主導のセキュリティ要件適合評価・ラベリング制度「JC-STAR ★1」認証を取得しており、サイバーセキュリティ対策面での信頼性向上を図っています。

また、低騒音設計により近隣向け防音対策コストの低減が可能なほか、コンパクトかつ個別搬送に対応した構造により、搬入・設置の効率化にも対応するとしています。

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