政府、AI基本計画を閣議決定。電力システムの強化を盛り込む
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政府は2025年12月23日、人工知能(AI)の研究開発と利活用の方向性を示す初のAI基本計画を閣議決定しました。

計画では、国産AIモデルの高度化に加え、半導体、データセンター、クラウド、通信ネットワーク、そして安定的な電力供給体制を含むAIインフラを、国家戦略として一体的に整備する方針を明確に打ち出しています。
電力システムとの関係では、十分な計算資源の確保、その基盤となる半導体の開発および供給、データセンターやクラウド環境の整備、それらを支える通信ネットワークの構築と並び、安定的な電力供給体制の確保を不可欠な要素として位置づけました。
一方で、電力システムを含めたハードインフラに活用する視点も盛り込まれています。AIモデルとアプリケーションを組み合わせた多様なサービスの創出や、自動運転、工場や社会インフラの管理、人と協働する自律型ロボットなど、現実世界で物理的タスクを実行するフィジカルAIの開発と導入が、日本の勝ち筋として示されています。
当社の分析では、需給予測、設備保全、系統運用の高度化、分散型エネルギーリソースの制御など、AIの導入余地は大きく、日本が強みとする高精度で信頼性の高い産業データや通信環境は、電力分野でのAI活用を支える基盤となるとなることを期待しています。
また、AI for Scienceの推進は、材料開発や蓄電池、パワー半導体、送配電設備の高度化を通じて、電力システム全体の効率化や強靱化につながる可能性があります。
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