Microsoftと米国MISOがAIを活用した送電網管理で提携
Microsoftと米国MISOがAIを活用した送電網管理で提携
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Microsoftと、米国中西部を中心に15州およびカナダの一部で電力系統を運営するMISO(ミッドコンチネント独立系統運用機関)は、2026年1月初旬、AIとクラウド技術を活用した電力網の近代化に向けた戦略的提携を発表しました。この取り組みは、AIデータセンターの急増と社会全体の電化加速に伴う記録的な電力需要に対応することを目的としています。

提携の柱となるのは、Microsoft Azureと「Microsoft Foundry AI」を活用した統合データプラットフォームの構築です。これにより、これまで数週間を要していた送電網の混雑予測やシナリオ分析を、わずか数分に短縮することが可能になるということです。
具体的には、AIがリアルタイムで気象データや電力需要を解析し、送電網の負荷を予測・最適化することで、停電リスクの低減や効率的な送電計画を実現します。
MISOは、再生可能エネルギーの導入拡大や石炭火力発電の退役といった電源構成の劇的な変化に直面しており、系統運用の複雑性が増しています。
Microsoftのダリル・ウィリス副社長は「AIとクラウドの力で、課題を未然に予測し、最適化された信頼性の高いグリッドを構築する」と強調しています。2026年度はこの「スマートグリッド」実装の重要なフェーズとなり、データセンターという巨大な負荷を逆手に取り、AIを活用して需給一体型の系統運用を高度化する先進的なモデルケースとして注目されています。
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