【特集】世界で進むEVと電力の統合【第1回】米国発:EV・太陽光・蓄電池のアグリゲーション:1,000拠点で太陽光50万kW、EV充電5万基を突破
【特集】世界で進むEVと電力の統合【第1回】米国発:EV・太陽光・蓄電池のアグリゲーション:1,000拠点で太陽光50万kW、EV充電5万基を突破
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フランス電力大手EDFグループのエネルギー部門である EDF power solutions は、北米においてオンサイト型の再生可能エネルギーと電気自動車(EV)を統合した電力ソリューションの展開を本格化させています。

商業施設や物流拠点、工場などを対象に、太陽光発電、蓄電池、EV充電設備を一体的に制御するシステムを導入しており、その運用基盤を担っているのが PowerFlex です。オンサイトに設置された分散型エネルギー設備を統合的に管理することで、電力コスト削減と脱炭素を同時に実現するモデルを構築しています。
すでに北米全域で約1,000拠点に展開されており、商業用太陽光の導入容量は50万kW、蓄電池容量は5万kW超、制御対象となるEV充電器は5万基を超える規模に達しています。個別設備の導入にとどまらず、面的・広域的な運用実績を積み上げている点が特徴です。
同システムでは、需要料金や時間帯別料金を考慮した負荷制御に加え、太陽光発電量に応じたEV充電の最適化、さらに蓄電池の最適放電制御を組み合わせて運用しています。これにより、ピーク電力の抑制と電力調達コストの低減を図るとともに、再生可能エネルギーの自家消費率向上を実現しています。
こうした統合運用の結果、顧客の電力コスト削減に寄与するだけでなく、年間約46万トンのCO₂排出削減効果が生まれているとされています。EV、再エネ、蓄電池を一体で制御するオンサイト型モデルは、将来的なVPP(仮想発電所)やデジタル電力網への展開も視野に入れた取り組みとして、北米のエネルギー市場で存在感を高めつつあります。
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