アジアインフラ投資銀行(AIIB)新総裁に鄒加怡氏が就任。米国のADBへの関与度に変化はあるか?
アジアインフラ投資銀行(AIIB)新総裁に鄒加怡氏が就任。米国のADBへの関与度に変化はあるか?
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中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)は1月16日、初代総裁の金立群氏(元ADBの副総裁)の後任として、前中国財政部副部長(次官級)の鄒加怡(スウ・カキ)氏が第2代総裁に就任したと発表しました。

鄒氏は2025年6月の年次理事会で次期総裁に選出されており、今回、金氏の2期10年の任期満了に伴い、その職を引き継ぐものです。
AIIBが体制刷新する中で、日本が主導的役割を担っているアジア開発銀行(ADB)へのトランプ政権の関与への影響が注目されます。米国はADBの最大出資国の一つでありながら、理事(Executive Director)を送っていない状況が続いています。これは米議会での承認手続きの遅れや、多国間援助に対する米国内の政治的スタンスの変化が背景にあると見られています。
また、中国が主導するAIIBと日本が主導するADBは、「競合関係」にある一方で、各国の思惑が複雑に絡み合って、近年では両行の間でプロジェクトの「協調融資」も行われています。
今後、アジアを舞台として、日本と中国の「金融外交」の動向が注目されるところです。
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