電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年7月22日、東京電力パワーグリッド管内の電力需給を改善するため、会員企業に自家発電設備などの焚き増し運転を要請しました。対象時間は同日16時30分から17時30分までです。
東京電力パワーグリッドのでんき予報では、同日の需要ピーク時の予想最大電力が5,492万kW、供給力が6,036万kWとされました。猛暑による冷房需要が高水準となる中、夕方には太陽光発電の出力が低下するため、需給余力の確保が課題となります。
時間前市場への売電も要請
対象となる会員には、所有または管理する自家発電設備について、可能な範囲で出力を引き上げるよう求めました。日本卸電力取引所の会員の場合、焚き増しで生じた電力を時間前市場へ入札し、未約定となった場合も運転を継続するよう要請しています。
今回の対応は一般家庭への節電要請ではなく、事業者が保有する発電余力を活用する措置です。電力需要が集中する夕方に、火力、自家発電、蓄電池、デマンドレスポンスなどを組み合わせて供給力を確保する重要性が改めて示されました。