GPSSグループは、岩手県二戸郡一戸町で計画する「(仮称)一戸風力発電事業」の環境影響評価方法書を公表しました。計画出力は最大49,500kWで、単機出力4,500kW級を最大11基、または3,200kW級を最大15基設置する想定です。事業区域や設備配置は、今後の調査・予測・評価を踏まえて具体化されます。
2034年1月の運転開始を想定
公式情報によると、工事開始は2030年1月、運転開始は2034年1月を予定しています。方法書は、環境影響評価で扱う項目や調査手法を示す段階で、騒音、低周波音、動植物、生態系、景観などへの影響を把握するための基礎となります。住民や自治体、専門家からの意見を受け、その後の準備書や評価書へ反映する手続きが続きます。
系統接続と地域共生が事業化の焦点
大規模な陸上風力では、風況だけでなく、系統接続、輸送道路、建設時の環境負荷、稼働後の騒音・景観対策が事業性を左右します。近年は再エネの導入拡大に伴い、地域との合意形成や自然環境との両立が一段と重視されています。本計画も、環境影響評価を通じて配置や規模を精査しながら進む長期案件であり、東北地域の再エネ供給力拡大に向けた動向として注目されます。
出典:GPSSグループ公式情報