ポート株式会社は、アイルランド発のエネルギーAI企業GridBeyondと、系統用蓄電所の運用で業務提携しました。GridBeyondが日本の系統用蓄電池をアグリゲーションする初の取り組みで、ポートが群馬県で開発した2MW・8MWh級の蓄電所を対象に、AIとデータ分析を活用した市場運用を進めます。
群馬2地点が商業運転を開始
ポートは群馬伊勢崎蓄電所を6月10日、群馬太田蓄電所を同月18日に稼働させました。GridBeyondは世界900以上の施設、合計2,000MW超を管理し、需要予測、市場価格、設備状態を組み合わせて充放電を最適化します。蓄電所の収益は複数市場の選択と入札精度に左右され、データ駆動型の運用能力が重要です。
異業種参入の事業性を検証
成約支援を主力とするポートにとって、系統用蓄電所は電力事業者向け支援を広げる新領域です。同社は初年度を赤字前提として保守的に業績予想へ織り込み、運用実績を検証します。海外で実績を持つ最適化事業者と組み、日本特有の市場制度に対応しながら収益モデルを構築できるかが焦点です。
出典:公式一次情報