【水素燃料電池発電】東芝、国内最大級500kW純水素燃料電池「H2Rex™」が稼働開始 田中貴金属工業湘南工場へ電力供給

東芝エネルギーシステムズ株式会社は、2026年7月9日、発電容量500kWの純水素燃料電池システム「H2Rex™」が田中貴金属工業株式会社湘南工場(神奈川県平塚市)で稼働を開始したことを発表しました。同システムは国内最大級の純水素燃料電池設備で、工場へ電力と熱を供給し、水素エネルギーの産業利用拡大を目指すとしています。 (Toshiba)

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発電容量500kW、工場電力需要の約25%を供給

導入されたシステムは、100kW級の「H2Rex™」5台を統合した500kW構成で、エネルギーマネジメントシステム(EMS)により需要変動に応じて各ユニットを最適制御します。発電効率は最大54%で、水素消費量の低減と高効率運転を両立します。湘南工場では工場全体の電力需要の約25%を供給し、年間約1,979トンのCO₂排出削減が見込まれています。燃料には純水素を使用するため、発電時にCO₂や窒素酸化物を排出せず、副生成物は水のみとなります。 (Toshiba)

水素社会実現に向け産業用途を拡大

本設備は、2024年に受注した案件が実用化されたもので、環境省事業で実証を重ねた技術を商用展開した初の大型案件です。田中貴金属工業は2050年カーボンニュートラル達成に向けた「Operation Polaris」の一環として導入し、2030年までに2013年度比50%以上のCO₂排出削減を目標としています。東芝は今後も数百kWからMW級までの純水素燃料電池システムの展開を進め、産業分野における水素利用の拡大と脱炭素化への貢献を図る方針です。 (Toshiba)

出典:東芝エネルギーシステムズ ニュースリリース

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