四国電力株式会社は、2026年3月30日、高知県須崎市で運営されている既設太陽光発電事業の事業権を取得したと発表しました。
取得した事業は、ソーラーエナジー株式会社が運営していた太陽光発電事業で、四国電力の100%子会社であるよんでん太陽光合同会社への事業譲渡が完了しました。対象となる3カ所の発電所の合計出力は2,990kWで、四国電力グループが発電設備を継承し、長期的な運営を進めます。
須崎市で3カ所・合計2,990kWの発電設備を取得
取得した発電設備は、「須崎第一発電所」(1,000kW)、「須崎第二発電所」(1,000kW)、「須崎太陽光発電所」(990kW)の3カ所で構成されます。いずれも高知県須崎市灰方に立地し、2017年3月から4月にかけて営業運転を開始した設備です。
年間発電電力量は約400万kWhで、一般家庭約1,300世帯分の年間使用電力量に相当します。四国電力は、これまで培ってきた再生可能エネルギー設備の運営ノウハウを活用し、設備を適切に維持・運用するとしています。
既設再エネ資産の取得を拡大
本案件は、四国電力ホームページで公募していた「既設太陽光案件情報入力フォーム」への応募案件として初めて取得した事業です。同社は、新規の再生可能エネルギー開発に加え、既設発電設備の取得・運営にも取り組み、国内の再生可能エネルギー導入拡大と長期安定運用を進める方針です。
既設設備の有効活用を進めることで、再生可能エネルギー電源の維持・拡大を図るとともに、脱炭素社会の実現と安定した電力供給への貢献が期待されます。