【蓄電池O&M】スマートエナジー、太陽光併設型蓄電池の保守へ本格参入 2025年度に1.5GWh受託目標

【蓄電池O&M】スマートエナジー、太陽光併設型蓄電池の保守へ本格参入 2025年度に1.5GWh受託目標

スマートエナジーは2025年3月27日、ENEOSリニューアブル・エナジー(ERE)が運営する太陽光発電所併設型蓄電池のO&M業務を開始し、蓄電池の運用・保守事業へ本格参入すると発表しました。対象は福岡県の「JRE福智第三太陽光発電所」に併設する出力2MW、容量10.32MWhの蓄電池です。

JRE福智第三太陽光発電所の併設型蓄電池
JRE福智第三太陽光発電所の併設型蓄電池

太陽光O&Mの知見を蓄電池へ展開

同社は2018年6月から同太陽光発電所のO&Mを担当しており、今回、工事期間中の主任技術者業務、運転開始後の運用保守、危険物保安監督者業務まで受託範囲を広げました。太陽光設備と蓄電池を一体で管理することで、設備間のデータ連携、異常の早期検知、停止時間の短縮などが期待されます。

2025年度に300MW・1,500MWhを目指す

スマートエナジーは、2025年度内に蓄電池O&Mで300MW・1,500MWhの受託を目標に掲げました。同社の太陽光・風力O&M契約電力量は2025年1月時点で4,607MWに達しており、全国の拠点網や保安人材、遠隔監視の運用経験を蓄電池分野へ転用します。2030年度までの国内蓄電池累計導入見通し14.1~23.8GWhのうち、20%超のO&Mを担う構想も示しています。

再エネ併設蓄電池では、発電予測と充放電計画を連動させ、出力抑制の回避やFIP制度下での売電価値向上を図る運用が重要になります。その一方で、電池の劣化、温度管理、火災リスク、PCSやEMSを含む機器構成の違いなど、太陽光単独とは異なる保守能力が必要です。発電所O&M大手の参入は、急増する蓄電池案件の長期安定運転を支えるサービス市場の形成を促しそうです。

出典:スマートエナジー「蓄電池O&M事業に本格参入」

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