【系統用蓄電池】東京ガスと岡谷鋼機、苫小牧に25MW・75MWh蓄電所 2028年以降の運転開始へ

【系統用蓄電池】東京ガスと岡谷鋼機、苫小牧に25MW・75MWh蓄電所 2028年以降の運転開始へ

東京ガス、岡谷鋼機と両社が共同出資する苫小牧パワーストレージは2025年11月25日、北海道苫小牧市で「苫小牧パワーストレージステーション」の起工式を開催したと発表しました。定格出力は25MW、容量は75MWhで、2025年12月に工事を始め、2028年以降の商業運転開始を予定します。

公式発表の画像
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20年間の市場運用を東京ガスが担当

蓄電所は共同出資会社が開発・保有し、岡谷鋼機が建設用地を賃貸します。東京ガスはトーリング契約に基づいて20年間の運用権を取得し、JEPX、需給調整市場、容量市場などを組み合わせて充放電を最適化します。東京ガスエンジニアリングソリューションズはオーナーズエンジニアとして施工管理を担い、電気主任技術者も派遣します。資産保有、土地提供、市場運用、技術管理を分担することで、長期運用を前提とした事業リスクを管理する構成です。

北海道の再エネ拡大を調整力で支える

本事業は国の系統用蓄電池導入支援事業に採択されています。風力や太陽光が増える北海道では、余剰時に充電し、需給逼迫時に放電できる調整力の価値が高まっています。75MWhの容量を複数市場で運用するには、市場価格予測、劣化コスト、系統制約を同時に評価する必要があります。本件は、都市ガス事業者の需給運用力と商社の事業開発力を組み合わせ、再エネ受け入れ余地と系統安定化を支える大型蓄電池モデルとして注目されます。

出典:東京ガス「北海道苫小牧市における系統用蓄電所の建設について」

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