日本蓄電池とサンヴィレッジは2025年5月7日、系統用蓄電所の共同開発に関する業務提携契約を締結しました。2025年度末までに合計100MW、蓄電容量約400MWhの開発を目指し、同日、両社の協業第1号となる春日井西尾蓄電所が商業運転を開始しました。
2MW・8MWhの初号案件
春日井西尾蓄電所は愛知県春日井市に立地し、出力2MW、容量8MWhです。ファーウェイ製「LUNA2000-2.0MWH」コンテナ型蓄電池4台を採用し、容量市場、需給調整市場、卸電力市場で運用します。サンヴィレッジが開発とEPC、日本蓄電池が保有・運営を担当します。
開発から金融商品化まで分担
日本蓄電池は用地確保、系統連系、設備選定、運用・保守に加え、蓄電所を金融商品として販売する仕組みを構築します。サンヴィレッジは太陽光開発で培った用地開発とEPCの経験を提供します。開発、建設、保有、運用、売却を分業し、案件形成を加速する狙いです。
2026年までに80カ所を計画
日本蓄電池は2025年に20カ所、2026年までに80カ所の運転開始を計画しています。2MW級高圧蓄電所は標準化しやすい一方、市場価格、調整力単価、劣化管理によって収益が変動します。両社が運用実績を蓄積し、100MWの開発目標を実現できるかが焦点です。
出典:日本蓄電池公式発表