【核融合投資】関西電力、Starlight Engineへ出資 2030年代の発電実証を支援

関西電力株式会社と合同会社K4 Venturesは、2026年7月15日、フュージョンエネルギープラントを開発するStarlight Engine株式会社へ出資したと発表しました。K4 Ventures GPが運営する「KVP1号ファンド」を通じた投資で、同ファンドの初号案件となります。

FASTプロジェクトで2030年代の発電実証へ

Starlight Engineは京都フュージョニアリングのグループ会社で、産学連携プロジェクト「FAST」を主導しています。FASTは先進超電導トカマクを用い、重水素と三重水素による燃焼プラズマの生成・維持に加え、熱などのエネルギー変換、燃料システムを統合した発電システムの実証を目指します。関西電力は2023年に京都フュージョニアリングへ出資しており、今回の投資で技術動向の把握と発電事業者としての知見蓄積を深めます。

最大100億円のファンドで新事業を探索

KVP1号ファンドは2026年4月に設立され、ファンド規模は最大100億円、運用期間は12年間です。エネルギー、送配電、情報通信、不動産と周辺領域を投資対象とし、次世代エネルギーやAI、ロボティクスなどを探索します。核融合は実用化まで技術・規制・経済性の課題が残りますが、電力会社が早期段階から開発側と連携することで、将来のゼロカーボン電源に必要な運用・保守・系統統合の論点を具体化する狙いがあります。

出典:関西電力・Starlight Engineへの出資

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