大阪ガス株式会社は2025年6月27日、Sonnedix Power Holdings Limitedが保有する発電所運営会社から、福島県相馬市の「相馬坪田太陽光発電所」の持分40%を取得したと発表しました。同発電所は発電容量約40MWで、2022年2月から運転しています。大阪ガスがSonnedixの国内太陽光発電所へ出資するのは7カ所目となり、共同保有する発電容量は合計250MWを超えました。
全量を特定卸供給で調達、FIT非化石証書と組み合わせ
発電所でつくられた電力は、送配電網を利用する特定卸供給により大阪ガスが全量を引き取ります。電力にはFIT非化石証書を組み合わせ、環境意識の高い法人・家庭向けの再エネ電気供給に活用する方針です。既設のFIT発電所へ資本参加するだけでなく、電力の引き取りと小売販売を一体化することで、発電資産の収益性と大阪ガスの再エネ調達量を同時に確保する構造となります。
併設蓄電池や新規PPA開発で資産価値向上へ
大阪ガスとSonnedixは、共同保有する発電所への蓄電池併設などを検討し、市場価格や出力制御を踏まえた発電資産の価値向上を目指します。今後はコーポレートPPAを活用した新規電源開発も視野に入れます。Daigasグループは、建設中や意思決定済みの案件、FIT電源を含む再エネ普及貢献量を2030年度までに5GWへ拡大する目標を掲げています。本発電所を加えた貢献量は約3.74GWとなり、既設資産の取得、長期調達、新規開発を組み合わせるポートフォリオ戦略が一段と進むことになります。
出典:大阪ガス 公式発表