【太陽光パネルリサイクル】セントラル硝子プロダクツ、太陽光パネルカバーガラスの水平リサイクルを拡大 高品質ガラス回収技術を確立

セントラル硝子プロダクツ株式会社は、2026年7月7日、使用済み太陽光パネルのカバーガラスを建築用板ガラスへ再利用する水平リサイクル技術を拡大したと発表しました。株式会社エヌ・ピー・シー(NPC)が開発したガラス分離装置とEVAスクレーパーを活用し、約16トンのカバーガラスを原料の一部として網入り磨き板ガラスの試験生産を実施した結果、2026年6月から継続的な水平リサイクルを開始したとしています。

EVA除去率を向上し高品質な板ガラスを実現

今回の取り組みでは、従来のホットナイフ方式に加え、EVAスクレーパーを併用することで、太陽光パネル内部のEVA樹脂の除去率を向上させ、高品質なカバーガラスの回収を実現しました。回収したガラスを建築用板ガラスの原料として利用することで、品質要件の厳しい板ガラス用途への水平リサイクルを継続的に実施できる体制を構築したとしています。

廃棄パネル増加を見据え資源循環を推進

国内では2030年以降、耐用年数を迎えた太陽光パネルの廃棄量が年間数十万トン規模に達すると見込まれています。太陽光パネル重量の約6割を占めるカバーガラスを継続的に再資源化することで、廃棄物の削減に加え、板ガラス製造に必要な珪砂や石灰石など天然資源の使用量削減や、ガラス溶解工程でのエネルギー消費・CO₂排出量の低減につながることが期待されます。今後はカバーガラスの回収拠点拡大やリサイクル方式の高度化を進め、循環型社会の実現に貢献する方針です。

出典:セントラル硝子プロダクツ ニュースリリース

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