JLR(ジャガー・ランドローバー)は、2026年6月24日、40社を超えるティア1サプライヤーおよび原材料サプライヤーと共同で、サーキュラーエコノミーを取り入れたコンセプトカー「Cornerstone」を開発したと発表しました。実車ベースの開発を通じて、低炭素化と資源循環を両立する次世代車両技術の実用化を目指しています。
49種類の低炭素部品を共同開発
Cornerstoneでは、40社以上のサプライヤーと連携し、リサイクル材、バイオ由来材料、低環境負荷材料を活用した49種類の自動車部品を開発しました。部品は分解・修理・リサイクルしやすい設計とし、従来の材料・製造工程と比べてCO₂排出量を1トン以上削減するとともに、約140kgのリサイクル材を追加採用しています。
100%クローズドループリサイクルガラス(CO₂排出量36%削減)、リサイクル可能な接着分離型電子部品、95%リサイクル材を使用したスピーカーマグネットなど、複数の新技術も採用されました。
将来の量産車への展開を視野
プロジェクトで実証した技術の一部は、低炭素鋼材、リサイクルドアガラス、シートフォーム、新型ヘッドランプ、FlexAirシートなどとして今後のJLR車両への採用が予定されています。資源制約や脱炭素規制が強まる中、自動車メーカーとサプライチェーンが一体となった循環型ものづくりのモデルケースとして注目されそうです。
出典:JLR Newsroom「JLR Co-Develops Unique New Circular Concept Vehicle With Suppliers To Drive Down Carbon Footprint」 (media.jaguarlandrover.com)