トヨタ・モーター・ヨーロッパ、BMWグループ、ボッシュ、レプソルの4社は、2026年7月15日、100%再生可能ガソリン(Nexa 95)を用いた乗用車による公道実証試験をスペインで開始したと発表しました。本実証は、既存の内燃機関車および供給インフラを活用したCO2排出量削減の実効性を検証する取り組みとなります。
市販車約20台を活用し6カ月間の実証データを収集
実証プロジェクトでは、トヨタ、レクサス、BMW、MINIの現行モデル約20台を使用し、マドリードおよびカルタヘナ周辺で6カ月間にわたり走行データを収集します。使用する燃料は、レプソルのカルタヘナ製油所で製造される100%再生可能ガソリン「Nexa 95」であり、廃棄物から精製されたバイオ燃料と合成燃料(e-fuel)で構成されています。走行性能や耐久性の検証を通じて、多様な技術による脱炭素化を提示する方針です。
EUの政策議論とVEEFカテゴリー創設へデータを提示
欧州連合(EU)は2035年に新車CO2排出ゼロを目指す政策を進めていますが、4社は指定燃料限定走行車両(VEEF)カテゴリーの枠組み構築に向けた科学的データを提供する考えとしています。全電動化(BEV)だけでなく、再生可能燃料の導入により足元のCO2排出削減を即座に推進できることを実証し、EUの規制環境や政策形成へ貢献することを目指します。
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