日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS)は、栃木事業所でオンサイトPPAによる太陽光発電設備を増設し、2026年7月から運転を開始しました。今回追加した設備の発電出力は999kWで、年間発電量は約1,690MWhを見込みます。工場敷地内で発電した電力を自家消費することで、購入電力と電力由来のCO₂排出量を同時に削減します。
出典:公式一次情報
構内太陽光は3,392kW、年間5,390MWh規模へ
今回の増設により、同事業所の太陽光発電設備は合計3,392kW、年間想定発電量は約5,390MWhとなります。オンサイトPPAは、需要家が設備を保有せず、PPA事業者が設置・運用した発電設備から電力を購入する仕組みです。初期投資を抑えつつ長期的に再エネを確保でき、製造拠点の脱炭素化と電力コストの予見性向上を両立しやすい点が特徴です。
生産拠点の脱炭素を段階的に推進
製造業では、広い屋根や遊休地を活用した自家消費型太陽光の導入が進んでいます。一方、需要曲線と発電量のずれ、設備保安、長期契約に伴うリスク管理などが実装上の論点です。今回の増設は、既存設備を生かしながら導入量を段階的に拡大する案件であり、工場の電力需要に合わせたオンサイトPPAの展開例として注目されます。