東京ガス、カナダでeメタン事業。大阪ガスも米ネブラスカ州で製造・輸出計画に参画

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東京ガス(敬称略)は、カナダにおけるeメタン(合成メタン)事業の開発を進めています。同社は、カナダの水素事業会社Teralta Hydrogen Solutions Inc.と、マニトバ州ブランドンにおけるeメタン製造事業の共同検討に関する合意を締結したと発表しました。

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本プロジェクトでは再生可能エネルギー由来の水素と回収したCO₂を用いてeメタンを製造し、2030年度までに年間約3万トン規模の生産を目指すとしています。製造したeメタンは、日本への輸出を想定しており、既存の天然ガスインフラを活用した脱炭素化の選択肢として検討を進めるとしています。

大阪ガスは米国で

一方、大阪ガス(敬称略)は、米国におけるeメタン製造・輸出事業に参画しています。大阪ガスは、TotalEnergies、Tree Energy Solutions(TES)、東邦ガス、伊藤忠商事とともに、米国ネブラスカ州で計画されている「Live Oakプロジェクト」に関し、基本設計(FEED)の実施に向けた共同開発契約を締結したと発表しました。

同社の公式発表では、同プロジェクトで製造されるeメタンを日本を含む市場に供給することを想定しており、2030年度前後に年間約7万5千トン規模の製造・輸出開始を目指すとしています。

両社とも、再生可能エネルギー由来の水素とCO₂を組み合わせて合成メタンを製造し、既存のガスインフラでの活用を指向しています。