【系統用蓄電池】日本蓄電池、御前崎市で1,997kW・8,128kWh蓄電所の受電開始

日本蓄電池は、2026年8月4日、静岡県御前崎市に建設した系統用蓄電施設「NC御前崎市池新田蓄電所」が7月31日に受電を開始したと発表しました。定格出力は1,997kW、蓄電容量は8,128kWhで、HUAWEI製蓄電池システムを採用。施工はカンドーが担当しました。

NC御前崎市池新田蓄電所
NC御前崎市池新田蓄電所

再エネ変動を吸収する地域拠点

同蓄電所は、再生可能エネルギーの出力変動を充放電によって吸収・平準化し、電力系統の安定運用を支えます。日本卸電力取引所(JEPX)の卸売市場、需給調整市場、容量市場に対応する計画で、約4時間分の蓄電容量を備えます。卸売市場での電力売買に加え、周波数維持などに必要な調整力や、将来の供給力として複数市場から収益を得る運用が想定されます。

市場運用と災害対応を両立

施設は平時の市場取引だけでなく、災害時に地域の電力供給を支える防災拠点としての機能も持ちます。御前崎市は沿岸部に位置し、非常時の電源確保は地域レジリエンス上の重要な課題です。分散型の蓄電設備を地域内に配置することで、再エネ導入拡大に伴う系統変動への対応と、停電時の電力供給支援を一つの設備で担います。系統用蓄電池の事業価値を、電力市場収益だけでなく防災機能まで含めて高める案件となります。

出典:日本蓄電池株式会社 プレスリリース

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