【系統接続設備】パワーエックス、蓄電所・DC向け「Grid Connector」を発表

パワーエックスは、2026年8月3日、蓄電所やデータセンターを電力系統へ接続する機器を一体化した「Grid Connector」シリーズを発表しました。パワーコンディショナ(PCS)、変圧器、高圧配電盤などを工場で一つの架台に組み込み、現地作業を据付・接続中心にすることで、工期短縮と初期費用の低減を狙います。

パワーエックス Grid Connector
パワーエックス Grid Connector

蓄電所向けは2.5MVAと5MVA

第1弾の「Grid Connector for BESS」は、SiCパワーモジュールを使う自社開発PCSを採用し、20フィートコンテナ1台分の2.5MVAと2台分の5MVAを用意します。同社の「Mega Power 2500」で蓄電所を構成する場合、最大8台の蓄電コンテナをGrid Connector 1台へ接続できます。試作・検証を2026年末から始め、2027年第3四半期から順次量産する計画です。

AIデータセンターへ技術を展開

「Grid Connector for DC」は、電力、蓄電、冷却の各ユニットを組み合わせ、メガワット級GPUデータセンターの系統接続を簡素化します。大容量蓄電池を標準搭載し、構成によってUPSなどの付帯設備を簡素化できるほか、電源・冷却の冗長性も確保します。制御・通信仕様とアクセス管理を一元化し、個別設備を接続する構成よりサイバーセキュリティ上のリスクを抑える設計です。2027年初頭に試作機を設置し、検証後に受注開始を予定しています。

出典:パワーエックス プレスリリース

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