東急不動産と埼玉福興は、2026年8月4日、埼玉県熊谷市妻沼台で営農型太陽光発電所「リエネソーラーファーム熊谷太陽光発電所」を竣工し、4月1日に運転を開始したと発表しました。発電出力はDC 2,625kW、AC 1,990kWで、単体の営農型太陽光発電所として、麦を生育する圃場では国内最大規模です。
35筆・約4haの農地を一団化
事業地では後継者不足により耕作放棄地の増加が懸念され、一部では既に荒廃が生じていました。両社は、耕作放棄地を含む細かく分散した35筆、約4haの農地を集約し、大区画に整形しました。太陽光パネルは藤棚式とし、パネル下に農業機械が入れる作業空間を確保。農地の中長期的な保全と機械作業の効率化、生産性向上を図りながら麦を栽培します。
オフサイトPPAと農福連携を組み合わせ
発電した電力は、オフサイトPPAを通じて東急不動産が保有するオフィスビルや商業施設へ供給します。売電収入の一部は埼玉福興へ営農協力金として還元し、地域の自治会費にも充当します。さらに、障がい者や就労困難者の就労支援と農業を組み合わせる埼玉福興の農福連携モデルを導入。再エネ電力の供給に加え、農業収入の安定、耕作放棄地の抑制、地域コミュニティの維持を一体で目指す点が特徴です。東急不動産が2022年から東松山市で進めてきた営農型太陽光の実証を、より大きな商用規模へ展開する案件となります。
出典:東急不動産プレスリリース