【需給調整市場】Sassor、入札価格最適化で仮想純収益を約25%改善

Sassorは、2026年8月4日、需給調整市場の一次調整力オフライン枠を対象に、翌日の推奨入札価格を算出する入札最適化アルゴリズムを開発したと発表しました。中部エリアのバックテストでは仮想純収益が約2,400万円となり、比較方式の最高値約1,920万円を約480万円、約25%上回りました。

Sassorの入札最適化アルゴリズム検証結果
Sassorの入札最適化アルゴリズム検証結果

30分ごとに期待純収益を最大化

アルゴリズムは複数の入札価格について、過去データから落札確率と落札時の収益を試算し、期待純収益が最大となる価格を30分コマごとに選びます。1日48コマのうち期待収益が低い4コマを蓄電池の残量調整用に確保し、残る44コマを入札対象とします。市場価格のエリア別・時間帯別傾向を継続的に学習し、固定価格では捉えにくい価格水準の変化に対応します。

2MW・8MWhを想定して比較

検証は2026年6月1~30日の中部エリアを対象に、2MW・8MWhの蓄電池を想定して実施しました。固定10円、固定15円、前日同一コマの最高落札価格から0.10円を引く方式と同じ44コマで比較しています。ただし、市場価格への自己入札の影響や充放電・SOC推移は模擬しておらず、実収益を保証する結果ではありません。Sassorはアグリゲーション基盤「ENES」の入札計画機能へ応用し、蓄電池運用の収益性向上につなげる方針です。

出典:Sassor プレスリリース

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