UPDATERは2026年7月31日、「みんな電力」で蓄電池アグリゲーション事業に参入すると発表しました。2026年6月に需給調整市場の参加資格を取得しており、2030年までに蓄電池ネットワーク1GWを目指します。
低圧蓄電池を束ねて市場へ
第一段階では出力50kW未満の低圧・系統用蓄電池を複数拠点まとめ、需給調整市場や容量市場への参加に必要な原則1MW以上のリソースを構成します。その後、高圧以上の系統用蓄電池、需要家設置型、発電所併設型へ対象を広げます。みんな電力で培った需給調整と卸電力取引の実務知見、全国1,100カ所以上の発電事業者ネットワークを活用します。
充放電後も電気の由来を追跡
「顔の見える蓄電池」は、蓄電池を経由すると分かりにくくなる電気の発電場所、発電者、属性を可視化する構想です。UPDATERは東京大学大学院工学系研究科の田中謙司研究室と、充放電履歴から電力由来を整理するトラッキング技術を研究しています。参加事業者には、環境破壊を伴わないことや地域合意を重視する調達方針、電池の再利用・適正処理、災害時の地域レジリエンス活用などを提案します。価格や規模だけでなく、発電事業者との関係性と電力属性を蓄電池運用の価値に加えるモデルです。
出典:UPDATER発表