【系統用蓄電池】グロームHD、兵庫県豊岡市の1.988MW蓄電所で試運転を開始

グローム・ホールディングスは2026年7月21日、兵庫県豊岡市の系統用蓄電所「豊岡1号」が試運転を開始したと発表しました。4月30日に公表した系統用蓄電所事業への参入方針に基づく第1号案件で、8月1日の引き渡しと運転開始に向けた準備を進めます。

系統用蓄電所「豊岡1号」
系統用蓄電所「豊岡1号」

最大受電電力は1988kW

設備の正式名称は「GM豊岡市但東町蓄電所」で、兵庫県豊岡市但東町出合に立地します。最大受電電力は1988kWで、関西電力送配電の系統へ接続します。試運転では、引き渡し前に蓄電池、電力変換設備、制御機器などが計画通り機能し、系統と安全に充放電できる状態を確認します。同社は、接続申請や計画段階にとどまらず、実際に稼働する設備の取得を進めています。

三つの電力市場での運用を想定

系統用蓄電所は、卸電力市場で価格の低い時間帯に充電し、高い時間帯に放電する取引に加え、需給調整市場で周波数維持などの調整力を提供し、容量市場で将来の供給力として価値を提供できます。豊岡1号の試運転開始は、参入方針を実稼働へ移す節目です。同社は7月10日に栃木県栃木市の第2号蓄電所の引き渡しも受けており、複数拠点の運営基盤を整備します。

出典:グローム・ホールディングス発表

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