米国発の蓄電池メーカーRENON POWERは、日本市場への投資を強化し、低圧・高圧系統用、自家消費型、再エネ併設型の各分野で事業を拡大する。日本法人を軸に営業、設計、施工、保守体制を整え、蓄電池本体の販売に加え、PCS・EMSの選定、システム設計、導入支援、O&Mまで一貫して提供する。再エネ導入拡大で蓄電池需要が高まる日本を重点市場と位置付けた。
低圧1万サイト、高圧30案件へ
中期目標として、低圧系統用蓄電池を2026年度1,000サイト、2027年度3,000サイト、2028年度1万サイトへ拡大する。高圧系統用はすでに5案件を受注しており、2026年度10件、2027年度20件、2028年度30件を目指す。自家消費型では日本国内に200拠点以上の導入実績があるとし、製造業、物流、商業施設向けに電力コスト削減やBCP支援を進める。
販売後の長期運用を競争軸に
低圧市場では販売代理店と施工網を全国へ拡充し、高圧案件では開発会社、EPC、アグリゲーターとの連携を強める。定期点検、障害対応、遠隔監視を含むO&M網も整備する方針だ。蓄電池市場では製品価格だけでなく、系統接続、EMS制御、保証、長期保守まで含めた総合力が収益性を左右する。米テキサス州などの生産・供給網を活用しつつ、日本の制度や施工条件に適合した体制を構築できるかが成長の鍵となる。
出所:PR TIMES