東急パワーサプライ、家庭用蓄電池を無償貸与する「てるまるでんち」本申込を開始

東急パワーサプライは、家庭用蓄電池を無償で設置・貸与する「てるまるでんちプロジェクト」の2026年度本申込を7月16日に開始した。東京都の家庭向け蓄電池導入促進・アグリゲーション実装事業を活用し、太陽光発電設備がない都内の戸建住宅を対象に、蓄電池の大規模な社会実装を進める。平時の電気代抑制、電力需給の安定化、停電時の電力確保を一つの仕組みで実現する狙いだ。

「てるまるでんちプロジェクト」の案内(出所:PR TIMES/東急パワーサプライ)
「てるまるでんちプロジェクト」の案内(出所:PR TIMES/東急パワーサプライ)

13kWh蓄電池を遠隔で群制御

2026年度は、オムロン ソーシアルソリューションズ製の13.0kWh単機能・特定負荷型を採用した。従来機種に比べて容積を約55%、設置面積を約45%削減し、都市部の住宅にも置きやすくした。需給管理担当者が遠隔制御し、料金の安い時間帯に充電、高い時間帯に放電する。希望者は、停電時に200Vを含む全回路へ給電する全負荷型も有償で選べる。

分散蓄電池を都市の調整力へ

対象は離島を除く東京都内で、太陽光設備のない戸建住宅など。蓄電池は事故や電力不足による停電時に自立運転へ切り替わり、家庭のレジリエンスを支える。東急パワーサプライは世田谷区とも連携協定を締結した。個々の家庭に設置した蓄電池をまとめて制御することで、需要側資源を電力システムの調整力として活用するモデルの拡大につながるかが注目される。

出所:PR TIMES

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