レノバは2026年7月31日、静岡県袋井市で「袋井宇刈蓄電所」を着工すると発表しました。想定出力99.9MW、容量280MWhで、約72億円のプロジェクトファイナンス契約を締結。2029年度の運転開始を予定します。
市場販売型の大規模蓄電所
事業主体はアールシックス蓄電所合同会社で、レノバ、NCSアールイーキャピタル、SMFLみらいパートナーズが出資します。国の価格保証や特定相手との長期固定価格契約に依存せず、需給調整市場で調整力、容量市場で供給力を提供して収益を確保する市場販売型です。レノバが市場取引を自ら担い、価格変動や電池の長期運転を踏まえた最適運用を内製化します。
蓄電事業は累計452MW・1.3GWh
本案件は、菊川西村蓄電所の90MW・270MWhを上回る規模です。投資決定により、レノバの運転中・建設中の蓄電事業は累計452MW・1.3GWhとなり、2030年までに900MWとする目標の約5割に達しました。今期中に計画する別の75MW案件を加えると527MW・1.6GWhとなる見込みです。大規模化によるコスト競争力と、姫路や菊川で蓄積したファイナンス・市場運用の実績を組み合わせ、再エネ出力の変動調整と電力系統の安定化を図ります。
出典:レノバ発表