プラゴは、EV充電サービス間のローミングに対応したkWh従量課金機能を7月9日に提供開始した。利用者が契約先とは異なる事業者の充電器を使う場合でも、充電時間ではなく実際に供給した電力量に応じて料金を計算する。特定計量制度の下で、ローミング先の充電器を含むkWh課金をプラットフォーム機能として提供するのは国内初としている。
計量・利用・決済データを一体連携
複数事業者が関わるローミングでは、対象計量器の整理、利用者への説明、取引データの管理、届出や定期報告への対応が複雑になる。新機能は、ローミング先を含む計量データ、利用情報、決済情報を連携し、kWh単位の課金処理を行う。特定計量制度で必要となる表示・説明や、事業者の届出・報告に使うデータ整理にも対応する。
時間課金から電力量課金へ
従来の時間課金では、同じ30分でも車両の受入性能や充電器の出力、電池残量によって得られる電力量が異なり、利用者の公平感を損なう場合があった。kWh課金なら実際に受け取った電力量を基準に支払える。ただし、特定計量制度に基づく届出は各充電サービス事業者が行う必要があり、プラゴはシステム面を支援する。ローミングと従量課金が標準化すれば、契約先を意識せず充電器を選べる環境が広がり、EV充電網の相互運用性を高める可能性がある。
出所:PR TIMES