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京セラは、2026年3月24日に新型蓄電システム「Enerezza® Plus Ⅱ」を今春より順次市場へ投入することを発表しました。本製品は、独自のクレイ(粘土)状電極を用いた半固体リチウムイオン電池を採用した「Enerezza®」シリーズの後継モデルであり、住宅用だけでなく、新たに高圧接続が必要な公共・産業施設での利用も想定されています。
電池性能の向上と多様な接続環境への適応
新型モデルでは、電池セル自体の改良により充放電の効率を高め、従来機を上回る長寿命化を実現したと説明されています。また、これまでの低圧連携に加え、公共・産業用途向けには高圧受電設備との連携機能を強化。これにより、災害時の避難所や地域コミュニティの防災拠点における電力バックアップ、さらには企業の自家消費用蓄電池としての活用範囲が大きく広がっています。
施工工程の簡略化とシステム柔軟性の確保
現場での設置負荷を軽減するため、ユニットの軽量化や配線構造の見直しが行われ、施工性が大幅に改善されました。
システムの拡張性については、利用者の需要に合わせて蓄電容量を柔軟に選択できる構成を採用しています。同社は、昨今の脱炭素化社会に向けたニーズやレジリエンス(防災力)強化の要請に応える基幹製品として本機を位置づけています。