JERAとさくらインターネットは、JERAが保有する既存発電所の構内に、電力インフラと連携するデータセンターを新設する検討で基本合意しました。AI向け計算需要の増加で電力確保が重要課題となるなか、発電設備とデジタル基盤を近接させる「ワット・ビット連携」を目指します。
既存の送変電設備と用地を活用
大規模データセンターは系統接続や変電設備整備に長期間を要します。発電所への立地は既存インフラ、用地、運用ノウハウを使い、開発期間短縮と安定供給につながる可能性があります。両社は低炭素・脱炭素電力、LNG冷熱、需要に応じた柔軟運用も検討します。
AI需要と電力供給を一体設計
さくらインターネットは国内計算基盤を拡充し、JERAは大規模電源とクリーンエネルギー供給力を生かします。立地を系統余力と一体で設計する動きは、電力増強負担を抑え、AI基盤不足への対応にもつながります。規模や稼働時期は今後の検討ですが、電力と通信の産業融合を象徴する案件です。
出典:公式発表