Gurīn Energyは、福島県相馬市で開発する出力240MW、最大容量1GWh超の大規模系統用蓄電池プロジェクトに、フランスSaft製のBESSを採用しました。2026年の着工を予定し、Saftは蓄電池に加え、電力変換・管理システム、AI機能を備えたクラウド監視基盤を統合して提供します。
国内最大級、4時間超の蓄電規模
240MWに対して1GWh超の容量は、定格出力で4時間以上の放電が可能な規模です。太陽光や風力の余剰電力を吸収し、需要が高い時間帯に放電することで、出力制御の低減や系統の需給調整に貢献します。Saftは監視・データ管理システム「I-Sight」を提供し、設置、運転開始、保守にも関与します。大規模設備では安全性、性能保証、温度管理、劣化予測が採算を左右します。
海外事業者の日本市場参入が本格化
相馬案件は国内で急増する2MW・8MWh級を大きく上回る特別高圧規模です。卸電力市場、需給調整市場、容量市場など複数の収益源を組み合わせる一方、系統接続、建設資金、長期運用のリスク管理が重要になります。実現すれば東北系統の調整力拡大を象徴する案件となります。
出典:公式一次情報