MIRARTHアセットマネジメントとパワーエックスは、神奈川県愛川町の「MSB神奈川愛川蓄電所」で商業運転を開始しました。設備は最大出力1.997MW、蓄電容量7.403MWhで、MIRARTHホールディングスグループが保有する初の系統用蓄電所です。商業運転開始日は2025年9月1日です。
パワーエックス製蓄電池3台を導入
蓄電所には、パワーエックス製の「Mega Power 2700A」を3台採用しました。蓄電した電力は、卸電力市場、容量市場、需給調整市場で運用します。また、法人向け再エネ電力サービス「X-PPA」を含むパワーエックスの小売電気事業において、需要と供給の差を埋める調整力としても活用します。一次調整力への対応は2025年12月をめどとしています。
固定収入型のトーリング契約で事業性を確保
本件では、MIRARTHアセットマネジメントが設備を保有し、パワーエックスが調整力の対価を固定価格で支払う「蓄電所トーリング」を採用しました。保有者は市場価格の変動リスクを一定程度抑え、長期の収支見通しを立てやすくなります。一方、運用者は市場取引や小売需給の最適化で収益機会を追求します。国内で系統用蓄電所への投資を広げるうえで、所有と運用の役割を分ける契約モデルとして注目されます。
参照:【MIRARTHアセットマネジメント】 グループ初の系統蓄電所「MSB神奈川愛川蓄電所」が商業運転を開始 ~ パワーエックスとの協業により、地域系統の安定化に貢献 ~